五十肩の原因

五十肩の原因

 

五十肩は何が原因となっているのでしょうか?

 

 五十肩とは実は「医学的に特に明らかな原因がないにもかかわらず、肩関節のあらゆる方向への疼痛性運動制限が出現するもの」とされています。 

 

 つまり、現代医学の検査によって、特定の原因がはっきり分からないが、肩が痛く、運動制限(可動域制限)があるものを五十肩と呼んでいるのです。

 

 したがって五十肩の原因は分からないというのが現代医学の考えなのです。

 

 とはいえ、どんな症状にも必ず原因はあるわけで、それは五十肩にも言えることです。

  

 では、いわゆる五十肩(四十肩とも言いますが)の本当の原因は何なのでしょうか?

   

私は治療院における臨床経験から五十肩といわれる肩の痛みや症状の原因の多くを占めているものが分かりました。それは

  

肩関節のずれ(肩関節の亜脱臼)

  

です。

 

五十肩といわれる症状において、私の個人的所見では、上述のように病院等ではっきりとした見解が出ない患者様の多くに、肩関節のずれ「亜脱臼」を認めます。

 

 また、経過の各段階においては、肩関節のずれ「亜脱臼」のほかに、肩関節の炎症肩関節の拘縮、場合によっては首が原因の腕神経痛の痛みが伴っている場合があります。

  

 肩の周りの筋肉の張りが痛みの原因の一つになっている場合もあります。

 

このように五十肩と言われる症状の原因、あるいはなかなか取れない肩の痛みの原因がわかってきましたので、長生伊藤治療院で治療をお受けいただく肩の痛みの患者様は症状の改善が早いのです。

 

なぜ、病院では分からないのでしょうか?

それは病院での検査は機械で行うためだと思います。

おもにレントゲン検査ですが、レントゲンでは骨の状態は分かりますから、骨折や完全脱臼、骨の変形などはよくわかります。

  

ただ、そのような結果が出なければ、「骨には異常がありません」となってしまい、痛み止めや電気治療などで終わってしまうのです。

 

さらにアイロン体操などするように言われて、ずれていて痛いのに無理に動かすとますます悪化してしまうことになりかねないのです。

 

次項有五十肩の症状とは?

肩の痛みの原因その@ 肩関節の亜脱臼

肩の痛みの原因その@ 肩関節の亜脱臼

 

肩関節の亜脱臼とは肩甲骨と上腕骨との関節がきちんとかみ合わずに、若干のずれが生じている状態です。

 

関節が完全に外れた状態は完全脱臼と言いますが、スポーツや事故などかなり大きな外力が加わったときに完全脱臼することがあります。

 

亜脱臼はそうではなく、ほんのわずかなずれですから、大きな力がかからなくてもなります。

 

肩関節はもともと不安定な関節ですから、無理に腕を大きく動かしたり、重いものを何気なく持ったりしたときに、自分でも気付かないうちにずれてしまうことがあります。

 

長生伊藤治療院に治療にいらっしゃる、肩が痛くて実際に亜脱臼が見受けられる患者様も、ご本人はいつずれたか分からない方が多いです。

 

いつの間にか、自然に痛くなってきたように感じています。

 

このように、自分でも気付かないうちに肩関節がずれて、なんか違和感がある。

 

それでもいつか治るだろうと放っておくとだんだん痛みが強くなる。

  

そうこうしているうちに痛いからあまり動かさないようにする。

  

すると、肩関節が硬くなってくる(関節拘縮)、ということになってしまいます。

 

肩の痛みの原因の多くは肩関節の亜脱臼が関係していることが多いですから、気をつけなくてはいけません。

 

次項有肩の痛みの原因そのA  肩関節の炎症

肩の痛みの原因そのA 肩関節の炎症

肩の痛みの原因そのA  肩関節の炎症

 

炎症の主徴としては

 

発赤(皮膚が赤くなる)

 

熱感(皮膚が熱くなる)

 

腫脹(腫れる)

 

疼痛(痛み)

 

場合によっては

 

機能障害が加わります。

 

肩の痛みも炎症によるものがあります。

 

外傷によるものはもちろんですが、病原微生物や化学物質、温度、音波、電波、免疫反応による炎症もあります。

 

次項有肩の痛みの原因そのB  肩関節拘縮

肩の痛みの原因そのB 肩関節拘縮

肩の痛みの原因そのB  肩関節拘縮

 

肩関節拘縮は、主に肩甲骨と上腕骨との関節の周りの筋肉の拘縮と肩甲骨周りの筋肉の拘縮によって起こります。

 

拘縮とは筋肉が硬くなり、関節可動域が狭くなる(制限される)ことです。

 

肩関節拘縮の場合、肩関節の可動域が制限されるのですが、主に

 

屈曲(腕を前から上げる)

 

外転(腕を横から上げる)

 

伸展(腕を後に上げる)

 

外旋(肘を前方に90度に曲げて、肘をわきに付けたまま、前腕を外側に開く)

 

などの動きに着目します。もちろん場合によっては他の動きも見ます。

 

原因として多いのは、肩関節のずれ等による痛みのために関節を動かさなくなることです。

 

関節は動かさないでいると硬くなる性質があるためです。

 

拘縮してしまうと簡単には改善しません。

 

放っておくと何年もそのままで、最後には固まってしまうこともあります(強直)。

 

ですから、早いうちに運動療法によって改善を図る必要があります。

 

ただし、拘縮のみでなく、炎症や関節のずれ(亜脱臼)がある場合は、それらを改善してから拘縮の治療を行うことがポイントです。

 

次項有肩の痛みの原因そのC  腕神経痛

肩の痛みの原因そのC 腕神経痛

肩の痛みの原因そのC  腕神経痛

 

首から出て、肩、腕にかけて通っている神経がいわゆる腕神経叢です。

 

この神経が頚椎のずれや詰まりによって、または筋肉による圧迫、刺激されることなどによって、痛みやしびれが出る場合があります。

 

いわゆる腕神経痛です。

 

肩の痛みが実は神経痛による症状ということもあります。

 

この場合は肩関節の障害ではありませんので、頚椎の治療等を行う必要があります。

 

次項有頚椎の治療(長生伊藤治療院) 

 

次項有肩の痛みの原因その@  肩関節の亜脱臼